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「日本を見捨てる裕福層」を読んで、自分の今の活動の意義を考える

 2011-10-11
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この前、相続の話を聞きに(私が相続を受けるわけではない)司法書士の友人のところに話を聞きに行ったのですが、その時、相続税の税率にびびってたじろぎました。

夫→妻に相続(ってか名義変更)するだけで、税率15%!
まあ、2000万円以下なら特例が聞いて無税なので問題はなかったのですが、資産を持っている人が相続をすると大変なことになるなあという実感がわいてきました。

なにせ、3億円以上の相続は税率が50%ですからね。。

相続税がなければ金持ちが金持ちであり続ける社会になってしまいあまり好ましくはないと分かってはいるのですが、実際その金持ちの立場になってみて、自分の建てた3億円のマンションを相続するのに、国に1.5億円支払うことを想像すると、ちょっときついなあと思ってしまいます。

で、香港やシンガポールやタイは相続税が無税です。

こうなってくると、当然のごとく出てくるのがこういう流れです。

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(2011/10/03)
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政府の債務は膨大、年金は破綻確実、地方財政も死屍累々。
人口は減少し、高齢化は進む。企業は次々と移転するので仕事は減り、ついでに原発による健康(および風評)リスクもある。

税率は、「金持ちから取れ!」との声に押され、高額所得や高額の相続に対しての税率が下がる可能性は限りなくゼロに近い。

そうなってくると、金銭的に余裕があり、海外で生活するだけのスキルと覚悟がある人はさっさと海外に移住してしまうというのが当然の流れな気がします。

この本の中で作家の橘玲が言っているのが、国家と個人のリスクは切り離せ
ということです。

小学校の頃からルールは守れと教えられてきて、法律を破るというのは人間として最低のことであるとしつけられ続けてきました。
しかし、現実には理不尽な法律が作られ、理不尽に金を奪われ、理不尽に自分の生活が苦しくなることは多々あります。

例えば、60歳からの老後の生活はお任せ!と言われて渋々毎月給料から天引きされていた厚生年金ですが、我々が老人になることには65歳からの支給に改悪されることは確定で、現在68-70歳にしようという議論が行われています。

民間の保険会社がこれをやったら、確実に詐欺罪で訴えられると思うのですが、国家がやると守らなくてはならない法律となり、支払いを拒否すると罪となり罰せられます。
国家は自分の負ったリスクが顕在化すると、それを平気で国民に押しつけてくるのです。

やってらんね。


おそらく同じ事を、自分が建てたマンションを子供にプレゼントするだけで1.5億円も徴収される裕福層も思っていることでしょう。

この(自分にとって)理不尽な制度を変えるために出来ることは、Voice or Exitです。
声を上げるか、逃げるか。

しかし、声を上げたところで、それが届くまでに時間と労力がかかり、届いたところで改善するとは限りません。そもそも「自分にとって」理不尽な制度でも、他の多くの人の共感を得なくては改善される見込みはありません。

それゆえに、主たる手段はExit。

金を持っている裕福層の方々は、ジャパンマネープッシュでカンタンにExitできます。
世界の多くの国では、2000万円でマンションを買って、月10万円の生活費を出せば、マハラジャのような生活が出来る国が山ほどあります。
例えば、元メジャーリーガーの新庄は(私がこれから行く)インドネシアのバリ島でそんな生活をしています。

しかし、資産を持たない非裕福層はどうすればいいんだろう?
老後は年金を使ってアジアで裕福な暮らしをしようと思っても、70になるまで支払われなさそうな我々はどうすればいいんだろう?

たぶん、若い人が持っている資本は身体だけです。

そうするとねえ・・やっぱり、海外で稼げるような身体を作らなきゃいけないのかなと思ってしまうわけです。

ただ、問題として、その海外で稼げるような身体の作り方、身体を作ったあと、海外で稼ぐ方法のノウハウはさっぱり見つからないことがあります。

テーマが、最初の3回分くらいの記事と同じになってきてしまいましたが、私はこの国のどうなるか分からないルールに従って生きていくのはまっぴらごめんです。
ただ、理不尽なルールが生まれる可能性があるのはこの国に限ったことではなく、どこの国にでもあることです。(独裁的な雰囲気のあるシンガポールや、独裁以外なにものでもない中国などもリスクは高いです)

だから、どんな国からも、いつでもExit出来るような身体を作って行きたいわけです。
ついでなので、そのノウハウをたくさんの人に伝えて、同じ行動を取る人を増やしていきたいと考えています。
なぜなら、Exitする人が多くなって社会問題になれば、おそらくVoiceをあげるよりも早く事態は改善するから。

短期的に見ればEixtですが、長期的に見れば、とてもささやかなVoice。
それが、私のこの活動の正体です。
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はてなブックマーク→ このエントリーをはてなブックマークに追加 2011-10-11 | 01.日本 準備編 | トラックバック:(0)件 | コメント:(0)件
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もりぞお / 森山たつを

Author:もりぞお / 森山たつを


海外就職研究家という変な肩書きを名乗ってます。
 本を書いたり、海外就職に関するセミナーやったり、BBT大学の講師勤めたり、毎日エデュケーションの連載やったりしてます。
あと、J-Cast会社ウォッチで連載してます。
「アジア海外就職」という選択肢

 外資系企業に7年+日系大企業に2年勤めた後、突如会社を辞めてビジネスクラスで1年間世界一周旅行に出る。
 その後、2年間日本で働いた後、またも突如会社を辞めて、現在アジアでの日本人就職について研究・発表を生業にしている。

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 ちなみに、この似顔絵は「海猿」「ブラックジャックによろしく」でおなじみ、漫画家の佐藤秀峰さんに描いて頂きました。

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