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香港就職活動その2 香港の会社が求める人材と給料編

 2012-01-10
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 香港では多くの日本人人材の募集が行われていますが、特に多いのが製造業、物流・貿易業、金融業界になります。それ以外では、IT業界や日系のレストラン・小売りなどの店長候補やバイヤーの仕事や業種を問わず、購買やマーケティング、総務、会計担当、営業事務や帳票作成などを行うアシスタント業務やもあります。

 製造業の仕事で一番多いのが、製品の営業。日系企業相手に自社の製品をセールスする営業です。また、金融でも金融商品などの営業が多いです。もちろん、生産管理や製造の技術者の求職も多数あります。
 日本人を募集しているのは9割方が日系企業で、香港企業や日本以外の外資企業は少数です。
 香港で必要とされている人材は、「スペシャリティがあり即戦力になる人」です。
 安くて英語が喋れて広東語も喋れて、場合によっては日本語も喋れる香港人がいるので、日本人にしか出来ない専門的な仕事ができないと厳しいのです。

 そのため、実務経験3年以上ある人材が求められており、新卒からいきなり香港で就職するのは非常に難しいです。
 現実問題、キャリアがないとビザも下りにくいのですが、これは企業のパワーによってなんとでもなるので、まずは企業に採用されることが大切です。

 語学に関しては多くの会社で英語を中心に行われます。日系企業で自社の日本人や日系企業の担当者の日本人と話をするときは日本語ですが、自社の香港人スタッフなどと話をする場合は英語です。日本以外の外資系企業ではもちろん英語の場合が多く、香港企業で働く場合は英語+広東語になります。
 中国相手の商売が多い会社では、北京語が必要な場合もあります。

 そして、何度か言われたことが「日本人として、きちんとした日本語が話せる必要がある」と言うことです。日系企業でも、香港企業でも、外資系企業でも、一番求められていることは日本人ときちんと仕事の話をまとめ、実行することですので、このコミュニケーション能力が少ない人は採用される可能性は低いです。

 そんな感じでなかなかハードルの高い採用状況なのですが、給料はこんなもんです。

■営業や事務(アシスタント)の仕事
 月給15000香港ドルから25000香港ドル(15万円から25万円)
■キャリアを積んだサブマネージャクラスや技術者
 20000香港ドルから35000香港ドル(20万円から35万円)

 一般的に、ダブルペイといって12月に1ヶ月分の給料が追加で払われ、さらに業績に応じて給料が支払われるため、年収は「月収×13ヶ月+α」ということになります。

 もちろん、希少な技術を持っており、それが企業が求めるのとぴったり合っていればもっと上の給料が提示されます。

 また、上記の給料は税引き前ですが、税金は日本みたく源泉徴収ではありません。
 年一回の徴収で、税率は日本よりも低いため、ダブルペイで税金を払っても大きくおつりがくることがほとんどのようです。
 あと、保険や年金がどうなっているかは会社次第。まあ、大体医療費はほぼ保険から出るレベルの保険はかけて貰えるみたいです。

 残業代は出ない会社が多いですが、そもそも残業がない会社も多くあります。少なくとも香港人は定時で帰ってしまう人が多く、日本人も一緒に帰るか、そのフォローを日本人がやるかは会社次第。この辺は確認が必要です。

 前回紹介したとおり、ワンルームマンションに6-9万払わなくてはならない現実から考えるとちょっと安いかな。。と思える水準です。

 ただ、給与は会社によって違いますが上昇することはあるようです。
 また、香港では、今の仕事でキャリアを積んで新しい仕事に転職することで給料を増やしていくというのが一般的なため、現地採用の最初の給料は低いことが多く、現地でヘッドハンティングされることで給料を増やしていくことが多いそうです。

 実際、日本人も香港人も職務や役職によって給料は飛躍的に伸びる可能性があるので、そこはあなたの実力(と運)次第。ということになります。

 事実、日本で派遣社員をやっていた人が、香港で提示された給料が日本よりも高く、さらに数年間働いて日本にいたときの倍になったというような事例もあります。

 身も蓋もない結論ですが、全ては実力次第。
 そして、自分で主張し、行動に移した人の方が、良い職場を手に入れられるのです。
 日本でも同じことが言えるのですが、香港の方がしがらみなく、すぱっと移動できて気持ちよさそうな気がしました。
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はてなブックマーク→ このエントリーをはてなブックマークに追加 2012-01-10 | 07.香港就職活動 | トラックバック:(0)件 | コメント:(0)件

香港就職活動その3 香港の物価で快適な日本的生活が営めるか編

 2012-01-17
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香港で買い物をしていると、物価は日本より格段に安いのが分かります。
例えば、セブンイレブンの値段はこんな感じ

水 ペットボトル500ml 6香港ドル(60円)
コーラ ペットボトル500ml 8.5香港ドル(85円)
ポテトチップス一袋 11香港ドル(110円)
カップ麺 7香港ドル(70円)

 これを見ると、ものによって違いはありますが、大体半分から2/3の間だと言えると思います。

 また、地下鉄やタクシーの初乗り運賃は、

地下鉄初乗り 4香港ドル 40円
タクシー初乗り 18香港ドル 180円

と、1/3以下であり、非常に安価に移動できる都市です。(都市自体が小さいので、どこへ行くにも時間もお金もかからないというのがさらに拍車をかけます)

 また、街を歩いていて分かるのが、安いものを売っている店と高いものを売っている店が混在していると言うことです。
ラーメン一杯150円程度の安食堂から、一食数千円、数万円の高給レストランまで市街地にはあふれかえっており、上手く使えば日本の半額程度の出費で暮らしていくことも出来ますし、高い金を払って日本と同じような生活をすることもできます。

 この、日本と同じ生活という点ですが、香港には日本で見たことがある看板が沢山出ています。至る所にある吉野家やセブンイレブン。中心街にある無印良品やユニクロや和民やラーメンの一風堂。そして、住宅地にはスーパーマーケットのジャスコもあります。なにせ、ジャスコだけで香港内に10店舗以上、吉野家なんて50店舗以上もあります。

 海外にある日本料理屋や日本の小売店は、日本人相手専用の変なものを高く売っているというイメージがある方もいると思いますが、香港ではこれらの店は完全に香港人向けに商売をしています。(もちろん、日本語のメニューなどもありますが)。

 値段に関しても、一風堂などは日本と変わらない値段ですが、吉野家なんかは時間帯によって値段を変えるといった香港仕様の料金体系を作っており、安いときなどは牛丼(+日本茶)で15香港ドル(150円)という、日本で「激安」と言われる料金体系のさらに半分を行っています。

 また、フードコートなどに行っても、日本の焼きそばやカレーライス、豚のしょうが焼き定食などの店が、香港の地元の料理を扱う店と同列に並んでおり、一食15-30香港ドル(150-300円)で食べられます。
 完全に日本食が現地に根付いており、現地の食事と同じような価格で食べられるというのは非常に嬉しいところです。

 また、駅にあるキヨスクやセブンイレブンに入っても、日本のお菓子がそのまんま売っていることが多いことに気づきます。

香港写真

 さらに、ジャスコなどに行くと中はまるで日本のスーパーと変わりません。
 日本米は日本で買うより安いですし、その他の食品も生ものとか液体はおそらく輸送の関係もあり値段が高めですが、カレー粉とか乾麺とかは日本よりも安いです。

 この様な日本スーパーは、世界のあちこちの都市にあるのですが、現地人も普通に使っていて、値段も法外に高くない、そして品揃えが豊富という点で香港のジャスコは非常に使い勝手がいいです。

 上記の様な点から見て、私が感じたのは、香港は「日本以外で一番安価に、日本に近い生活が出来る都市」ということです。初めての海外生活をするにあたって、この環境は非常に大きなメリットなのではないかと思います。

 また、給料が安く家賃が高いという話をこの前にしていますが、物価の安さを考えれば、家賃がリーズナブルな家さえ見つければかなり楽しい暮らしが出来るのではないかと思います。
 ジャスコではないスーパーで、現地のものを買うとさらに安いですので、これを上手く使えばさらに生活費のコストダウンはできます。

 そんな工夫をしながら自分の立ち位置を考えて行く作業が、グローカル人材としての修行の一部であり、ひとつの国でそれが出来た経験があると、他の国でもまあなんとかなるだろって気になって、新しい国でチャレンジすることへのハードルが低くなるのだと思います。

 その点、香港は日本に近いところが多く、グローカル人材への第一歩としてとてもやりやすい国だと思いました。実際、香港で暮らしている人と話をすると、「快適すぎて日本に帰れない」とよく言っています。
 
 その1その2でネガティブなことを書きましたが、トータルではバランスが取れてて、働き、暮らすのにいい国だなと感じました。
 もちろん、職場環境と報酬によって大きく左右されるので、就職活動は気合い入れてやらなくてはならないのですが。



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はてなブックマーク→ このエントリーをはてなブックマークに追加 2012-01-17 | 07.香港就職活動 | トラックバック:(0)件 | コメント:(0)件

もりぞおさんのはじめての著書「はじめてのアジア海外就職」購入キャンペーン!

 2012-02-28
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もりぞおさん初の著書が3/8頃発売されました!
タイトルは「はじめてのアジア海外就職 香港・中国・シンガポール編」です!

はじめてのアジア海外就職はじめてのアジア海外就職
(2012/03/05)
もりぞお

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去年12月に行った香港、深セン、シンガポールで培ったノウハウと海外就職のメリット、デメリットを書いています。

大きく分けて3パートに別れていて、1つ目がアジア就職活動基礎知識。
アジア経済の現在の状況、現地にどんな企業があってどんな日本人を募集しているのか。そして、現地でキャリアを積むことのメリットデメリットに関して、私の思いも込めて熱く書いています。

2つ目がアジア就職活動までの道のり。海外就職をするために何をするのか。3ヶ月前には、2ヶ月前には…といった形で時系列にやることをリストアップし方法を紹介しています。今海外就職を考えてない人にも、将来的にどんなスキルが必要になるかが分かるように書いています。

3つ目が各国の情報。3カ国に関して、給料の相場、家賃相場、会社が多い地域、現地採用がよく住む地域、どこにホテルをとればいいか、携帯のSIMカードの買い方まで、細かく書いています。実際に就活をする人のお役に立てるパートだと思います。

内容の趣旨としては、本blogと同じなのですが、情報量はblogの5倍以上詰め込んであります。アジア就職の現在の状況から、実際にやるときのto doまで、漏らさずまとめることが出来たと自負しています。

初版が泣くほど少ないので、是非amazonで買ってやってください。


はじめてのアジア海外就職はじめてのアジア海外就職
(2012/03/05)
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リアル書店は首都圏の大書店以外あまり置いてないのですが、在庫がある店をこちらにまとめています。

はじめてのアジア海外就職 目撃情報まとめページ

Amazonでもリアル書店でも、ご購入いただいた方には、特別プレゼントとして「アジアバカ写真コレクション」をお送りします。

こんな写真 

P1010766.jpg  

を百枚以上、コメント付きで枚Webにアップしてますので、お楽しみください。

応募方法は、購入した後twitterで「はじめてのアジア海外就職予約した! @mota2008 #海外就職」というワードを入れてtweetしていただければ結構です。私からフォローさせていただき、DMでバカ写真コレクションのURLをお送りいたします。

また、twitterを使ってない方は、右側の「もりぞおさんにメールを出そう!」からお知らせ頂けたらと思います。

4月15日まで受け付けます!


ちなみに、バカ写真コレクションはコチラもどうぞ。
フィリピンバカコレクション
ラオスバカコレクション
って、バカ写真をアピールしてどうする!本をアピールしなきゃ!

そんなわけで、海外就職に興味のある方、今後のキャリアについて思うところがある方是非読んでみてください。
きっと、アジア就職が選択肢となり得るか判断出来ると思います。

人生の難易度は、選択肢をいくつ持っているかによって大きく変わると思います。
まずは、情報を集めて、アジア就職っていう選択肢がありか、なしか判断して頂けたらと思います。ありの人は、是非、この本を参考に、アジアに足を運んでください!

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(2012/03/05)
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はじめてのアジア海外就職 香港・中国・シンガポール編「はじめに」を公開します!

 2012-02-29
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はじめてのアジア海外就職はじめてのアジア海外就職
(2012/03/05)
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はじめに ~「閉塞感」を払拭するのに必要なものは、新たなる選択肢の存在を認識することである


 「閉塞感」という言葉が日本の現在の状況を最も象徴する言葉になってしまった感がある昨今。この状況は若い人により顕著です。理由はいくつでも挙げられます。

・大学の卒業1年前に待っている、よく分からない修行のような就職活動
・心を壊しながらくぐり抜けた就職活動の結果、正社員になれるのは6割程度

・正社員として会社に入社して始まるのが、理不尽な上下関係と残業代未払いの長時間労働
・派遣社員として会社に入社したら、同一労働なのに過小賃金という理不尽な格差
・正社員の道の先で課長になれるのは数%、道を外れたら派遣社員に転落

・毎月の給料から天引きされる年金は、どう考えても自分らが受給者になるときには破綻しているというどうしようもない現実
・年金や社会保障、現在の税収と国債の利払いの額を考えると、日本国が経済的に破綻しない理由がないという暗黒の未来

 上記の理由を全て実感しているのかは人によって変わってくるでしょう。でも、多くの方が上記のうちいくつかを自分や自分のすぐ近くの人が体感しており、それによって「閉塞感」を感じているのではないかと思います。

 全く閉塞感を感じていない人にはこの本は必要ないと思います。今の日本での充実した生活を続けていくのが一番です。しかし、「将来に不安がある、そのために何か今できることがあるんじゃないのか」と迷っている人には是非手にとって頂きたいと思います。

  将来への不安を減らすのに必要なことは、自分が取り得る選択肢を増やすことです

「新卒でいい会社に正社員で入らないと将来いい給料が貰えない」と考えている人は、「日本のいい会社に入る以外に将来いい給料が貰う方法がある」という選択肢があるということを知るだけで心は落ち着くと思います。

「長時間労働を受け入れて心と身体を壊してでも会社にしがみつかないと二度と正社員に戻れない」「日本の派遣社員に未来はない」と考えている人には、「日本の正社員と派遣社員以外にも働き方はある」ということを、「日本の年金も財政状況も絶望的だ」と思っている人には「日本以外の国で働きながら生活する方法もある」ということを知ることで、不安は和らぐと思います。

  本書は、そういう日本社会を不安を抱えた人に是非読んで欲しいと思います。

 海外に転職をすることを決意していなくても、そんな選択肢があるのだということを実感できるように、本書は私が実際に海外就職活動を行う際に調べたこと、実行したこと、現地で体感したことを順を追って書いていきます。転職活動をするに当たって、私が不安に思ったこと、リスクだと感じたことも具体的に書いていきます。もちろん、予想外にメリットだと思ったことも。

 本書を読んでいただければ、海外で就職活動をすることは、日本国内での就職活動・転職活動の延長線上にあることだということを実感していただけると思います。そして、多くの人に実践可能であるということも。(実際私も留学経験のない、日本の高校・大学をでて10年間日本で働いてきたただのサラリーマンです)

 自分にも、海外で就職するっていう選択肢があるんだ

 ということを本書を読んで感じていただけたら幸いです。そうすることで、今自分がいる理不尽な状況からいつでも脱出することが出来るという実感が沸いてきたら、きっと今置かれている状況の「閉塞感」も薄れてくることでしょう。そうやって、一人一人の心が軽くなっていくことが、日本復活の第一歩です

よし、自分も海外で働いてみよう

 こう決意した人には、私が実際に飛行機で現地に行って現地人材会社の人と話をして、地下鉄で移動して、現地企業と面接をして仕入れた情報を提供します。きっと、この情報を持って就職活動をすれば、私よりもよりスムーズに、効率よく転職活動をすることが出来るでしょう。そして、そんな勇気のある人たちに心からのエールを送ります。そんな新たな道を歩み出す人たちが、日本の未来を創っていくのです。

 私の大好きな、冒険投資家ジムロジャース(アメリカ人。現在シンガポール在住)のこんな言葉があります

「人生は短い。遠くまで行って世界を見よう。そして、深く考えろ」

 まずは、本書を読んで日本以外で働くことを想像して欲しいです。もし時間があれば、活気あふれる東南アジアの国々を見てきて欲しいです。そして、実際に海外で働き始める人が出てきてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。



第一章では、日本以外で働くことが想像できるよう、アジア各国の現在の様子や、アジアで働くってことはどんなことなのかを詳しく書いています。
それ以降の章では、じゃあ、自分が挑戦するとなったらどんなことをする必要があるのかを具体的に書いています。

海外就職を決意している人のためだけではなく、漠然と新しい選択肢を探している人たちに検討の元となる情報を提供したいと思って書きました。
ご興味がありましたら、ご一読いただけたらと思います。

はじめてのアジア海外就職はじめてのアジア海外就職
(2012/03/05)
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「幸運なことに日本人に生まれたあなたに贈る、アジア海外就職のススメ」 はじめてのアジア海外就職「あとがき」も公開しました

 2012-03-03
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文章を全て書き終えて、ジャカルタで就活中に書いた「あとがき」を公開します。
私が、海外就職に思うことをすべてまとめました。

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(2012/03/05)
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「ちょっと、日本でいい職場が少なくなってきたから、海外でも見てくるか?」

 私の海外就職活動は、この程度のノリで始まりました。

 移住といっても、家族と今生の別れを告げ、船で何ヶ月もかけて行くのとは大きく違い、飛行機で数時間の距離。現地に行っても、たくさんの日本人がいて、日本の食べ物があり、インターネットで日本のことを日本にいるのと同じタイミングで知ることができる時代。移住の持つ言葉の重さは大きく変わっています。
 
30年ほど前、大企業に入ったら、一生その会社に奉公することが当然であり、転職というのは一部の異端児がやることだと認識されていました。しかし、今や、大企業であっても転職するのはあたり前。世間には転職に関する情報があふれています。

 これに対して、海外の企業に就職する際に情報を集めようとしたのですが、情報量が非常に少なく、また各地に点在しているため見つけるのに非常に苦労しました。そこで、私が海外就職をするにあたって集めた情報に、自分が海外就職を実際に行った体験を加えたのが本書です。

 私は日本国内での転職が一般的になったのと同様、近い将来海外に転職をするという道も一般的になってくると思っています。

 実際、日本企業は世界各地に事業所を作り、世界各国の人にものを売っています。
情報はインターネットを通じて瞬時に地球上のあらゆるところから届き、同様にお金も世界各国を飛び回っています。ものと金と情報が世界中を自由に飛び回るのだから、それに合わせて人も飛び回るようになるのは自明です。もっというと、飛び回れる人が価値を持つ時代になるのです。

 アジア各国を飛び回り、現地の就職エージェントを周り、企業で面接を受けて思うのは「日本で転職活動をするのと変わらない」ということでした。新幹線に乗って名古屋に行くか、飛行機に乗って香港に行くかの違い。そして、企業ごとに文化の違いがあるように、国ごとに文化の違いがある。それだけの話。

 もちろん、この文化の違いを受け入れることは時として難しいです。しかし、所詮人間同士なので超えられない壁ではありません。そして、それを受け入れたという実績は自分のスキルのひとつとなり、将来の自分の可能性を広げてくれます。
 日本で培ってきたスキルに、文化の違いを受け入れるスキルを加えることで、そのあとにできる仕事の選択肢は格段に増えます。そのまま海外で働き続けることもできるし、別の国に移ることもできる。国籍を関係なくグローバルに活動することもできるのです。

 過去にアジア各国で通貨危機があり、その後アメリカで金融危機があり、現在ヨーロッパでも金融危機が起こっています。このような大きな危機に対して、我々個人は非常に無力と思いがちですが、今の世の中、お金を外国に逃がしたり、自分自身が海外に移り住んだりするのはそれほど難しくありません。大切なのは、どのようにそれ
を行うかを知り、準備をしておくことです。

 その準備として、アジアでの海外就職をどのように行うかを知っておくことは非常に大切です。そして、できたら実際に転職をしてスキルを身につけておけば、不慮の事態があったときの助けとなります。

 私は、何が何でも日本を脱出するべきだとは思っていません。でも、日本でうまくいかないなあと思ったときに、ひとつの選択肢としてアジア就職を検討してみると、もしかしたらそこに突破口があるかもしれません。

 日本は、財政は危機的だし、産業は衰退途上だし、政府はぼろぼろだし、年金は崩壊寸前だし、いいことないなあと思っている人はたくさんいると思います。

 しかし、アジアのあらゆる国への航空券を買うことができる経済力を持ち、多くの国にビザなしで訪問できるパスポートを持っているのは日本人の特権です。そして、アジアの各地に先人がいて、就職先を用意していてくれるのですから、日本人に生まれたことはラッキーとしかいいようがありません。

 そんな、素晴らしい国に生まれたことの特権を十二分に活用するためにも、海外に飛び出すという道を検討してみてください。そして、状況が許せば、実際に海外に飛び出してみましょう。そこで得たスキルを使って日本に還元することが、多くの日本人のそして日本国のためになると信じています。

 この本を読んで、そんなことにチャレンジする人が一人でも増えてくれたら嬉しいです。

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もりぞお / 森山たつを

Author:もりぞお / 森山たつを


海外就職研究家という変な肩書きを名乗ってます。
 本を書いたり、海外就職に関するセミナーやったり、BBT大学の講師勤めたり、毎日エデュケーションの連載やったりしてます。
あと、J-Cast会社ウォッチで連載してます。
「アジア海外就職」という選択肢

 外資系企業に7年+日系大企業に2年勤めた後、突如会社を辞めてビジネスクラスで1年間世界一周旅行に出る。
 その後、2年間日本で働いた後、またも突如会社を辞めて、現在アジアでの日本人就職について研究・発表を生業にしている。

詳細なプロフィールはコチラ

 ちなみに、この似顔絵は「海猿」「ブラックジャックによろしく」でおなじみ、漫画家の佐藤秀峰さんに描いて頂きました。

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